「さくら」による変奏曲より
“第二変奏”
MIDIファイルサイズ:2.81KB
日本民謡
編曲者:横尾 幸弘
誰もが知ってるわが国の名曲中の名曲「さくらさくら」をクラシックギター用に編曲したものです。
横尾幸弘:1925年生まれのギタリスト、作曲家。
日本ギタリスト協会の設立メンバーとして長くギター界の指導的な立場で活躍中。
クラシックギターを学ぶ上での大きな課題である「易しく、楽しめる」作品を追求して、初心者向けの小品や編曲を多く手がけている。

日本民謡である「さくらさくら」をテーマとするこの変奏曲は、彼の作品の中では規模が大きく、もちろん技術的にも易しくは無いが、奇をてらう事なく率直に「楽しめる」音楽を作る姿勢は一貫しており、海外のギタリストによってもたびたび演奏される。
琴の奏法を取り入れた序奏とテーマに続き、アルペッジョ・カンパネッラ・ハーモニクス・トレモロといったギター独特の音の響き・奏法を用いた6つの変奏が展開され、最後に序奏を思い起こすコーダで締め括られる。

−相川 達也氏、CDアルバム《LA POESIA》より抜粋…1995年12月−
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実際の演奏ではありません。